投稿日2012-07-30(So-netブログ)
高校生活最後の夏休みに、合宿を終えて、夜行列車で帰ってきた男女4人。
東京駅で解散したあと、ぼくと彼女だけ、房総半島に向かう。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/38731b57.4ba1deab.38731b58.1747c96b/?me_id=1248175&item_id=10026229&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fmid-9%2Fcabinet%2F10225901%2F10-1803-5.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート2
![](https://yasssy.com/wp-content/uploads/2022/09/tokyo-station-641769_960_720-160x90.jpg)
雲と追いかけっこを 1986 パート2
投稿日2012-07-24(So-netブログ) 高校生活最後の夏休み。 合宿を終えて、夜行列車で帰ってきた男女4人。 ■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート1 列車はいつのまにか早朝の東京駅に到着していた。 直立のボックスシ
ぼくと彼女は、長旅の疲れもあっていつの間にか、電車に揺られるうちに二人ともけっこう深く寝てしまったようで、すでにどこかの駅に長く停車している様子に目が覚めた。
そして車内がなにやら慌ただしくなり、ムードが変わり通勤客が乗り込んでくる。
どうやら電車は内房線の某ターミナル駅で折り返しに入ったようで、寝ていて気が付かずにいた。
二人ともに合宿の大き目の荷物を抱え、人の流れにさからい車外に脱出すると、外はいつもの夏の晴れの空に戻っていて、曇天は朝の早い時間だけだったみたいだ。
夏の暑くなる日にこういう天気はよくある。
今度は二人だけで再びベンチにたたずむ。
もう駅は朝のラッシュの時間帯になっていて、大きな荷物を抱えた旅姿の二人は浮いた存在に思えた。
物憂げな動作で時刻表をしらべると房総へ行く下りの次の電車までは、まだまだ時間があるみたいだ。
そういう事なので、いったん改札を出て空腹を満たす為になにかお店を探してみるけれど、通勤客の多さのわりに駅前は閑散としていた。 時間帯のせいもあるのだろう。
もののみごとに一軒の食べ物屋(売店も含む)も見つける事が出来なかった。
パート3 おしまい
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■ 次回話 ・パート4
![](https://yasssy.com/wp-content/uploads/2023/05/typhoon-1646887_960_720-1-160x90.jpg)
雲と追いかけっこを 1986 パート4
投稿日2012-08-06(So-netブログ) 都会をあとにして、夏の房総にむかうふたり。 鈍行をのりつぎ、平日の人の流れとは逆の方向に、終点をめざし、その先の海へ。 ■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート3 駅の外は日差し
■ 雲と追いかけっこを 1986
パート1
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雲と追いかけっこを 1986
高校生活最後の夏休み 男女4人が青春18きっぷで夜行列車の狭いボックスシートにおさまり東京駅に向っていた 対面のS君とYさんに恋がめばえるかがぼくと彼女のひそかな楽しみでその様子を狸寝入りしつつ盗み見していた共犯二人はやがて睡魔に襲われて…
パート2
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雲と追いかけっこを 1986 パート2
投稿日2012-07-24(So-netブログ) 高校生活最後の夏休み。 合宿を終えて、夜行列車で帰ってきた男女4人。 ■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート1 列車はいつのまにか早朝の東京駅に到着していた。 直立のボックスシ
パート3
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雲と追いかけっこを 1986 パート3
投稿日2012-07-30(So-netブログ) 高校生活最後の夏休みに、合宿を終えて、夜行列車で帰ってきた男女4人。 東京駅で解散したあと、ぼくと彼女だけ、房総半島に向かう。 ■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート2 ぼ
パート4
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雲と追いかけっこを 1986 パート4
投稿日2012-08-06(So-netブログ) 都会をあとにして、夏の房総にむかうふたり。 鈍行をのりつぎ、平日の人の流れとは逆の方向に、終点をめざし、その先の海へ。 ■ 前回話 ・雲と追いかけっこを 1986 パート3 駅の外は日差し
▼ コラムと読み物
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コラムと読みもの
ショートストーリー、エッセイやコラム的なもの、旅行記やクルマに関するストーリー、書くのが好きで色々と書いています。 お暇な方はどうぞお楽しみください!!
ショート・ストーリー 【ひとすじあざやかに輝きおちる】
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ショート・ストーリー 【ひとすじあざやかに輝きおちる】
2台の古いクルマと、それをとりまく家族のストーリー。 クルマ大好きな父だけど、なぜかぼくはクルマとメカには弱い。 いまは亡き母。 姉も遠い国にいる。 ある晴れた暑い休日、ぼくが久しぶりに実家に行くとせっせとクルマを磨く父がいて、そして物語が動き始める