前回までのあらすじ
高校生活最後の夏休みに、合宿を終えて、夜行列車で帰ってきた男女4人。
東京駅で解散したあと、ぼくと彼女だけ、房総半島に向かう。
■ 前回話 パート2

寝てる間に通勤ラッシュ
ぼくと彼女は、長旅の疲れもあっていつの間にか、電車に揺られるうちに二人ともけっこう深く寝てしまったようで、すでにどこかの駅に長く停車している様子に目が覚めた。
そして車内がなにやら慌ただしくなり、ムードが変わり通勤客が乗り込んでくる。
どうやら電車は内房線の某ターミナル駅で折り返しに入ったようで、寝ていて気が付かずにいた。
車外に脱出
二人ともに合宿の大き目の荷物を抱え、人の流れにさからい車外に脱出すると、外はいつもの夏の晴れの空に戻っていて、曇天は朝の早い時間だけだったみたいだ。
夏の暑くなる日にこういう天気はよくある。
今度は二人だけで再びベンチにたたずむ。
もう駅は朝のラッシュの時間帯になっていて、大きな荷物を抱えた旅姿の二人は浮いた存在に思えた。
物憂げな動作で時刻表をしらべると房総へ行く下りの次の電車までは、まだまだ時間があるみたいだ。
なんにもない駅
そういう事なので、いったん改札を出て空腹を満たす為になにかお店を探してみるけれど、通勤客の多さのわりに駅前は閑散としていた。 時間帯のせいもあるのだろう。
もののみごとに一軒の食べ物屋(売店も含む)も見つける事が出来なかった。
パート3 おしまい
2012-07-30
次回話 ・パート4

あの夏、あの雲を、彼女と追いかける
パート1

パート2

パート3
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パート4

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ショート・ストーリー 【ひとすじあざやかに輝きおちる】
