【熱中症に注意!!】
湿度+高温で砂漠なみの日本の暑さをデータで見る
世界でいちばん暑い場所は…日本かも

世界でいちばん暑い場所はどこ?? と聞かれたら「日本です!!」
と言ってもおかしくない、最近の日本の猛暑
たしかに気温だけなら世界にもっと高い所はあるけれど、湿度も高いのが日本の夏の特徴で、これが暑さを倍増させており、この湿度もふくめたところでの、蒸し暑さを数量的にあらわした不快指数というもので測ると、日本の夏を決してナメてはいけないと、改めて思うのです。
昨今は熱中症になり緊急搬送される人もおおいので、
■ 不快指数 ≠「 熱中症危険指数 」
などと言い換えて注意喚起をしたいところですね。
今回は、熱中症の危険をはらみ砂漠にも負けないレベルの日本の暑さを不快指数のデータでわかりやすく見比べたいと思います。
日本の横浜では(82)
いきなりの数字ですみませんが、わかりやすくするため、この82を目安にしてください!!
・これは過去の横浜のデータで2013年08月11日朝6時のもの
・気温30.0度 湿度は74パーセントです

まだ朝の6時ですが、夏の盛りの熱帯夜の延長でぜんぜん気温が下がらず、不快指数は82、とても寝苦しい夜が明けたところと思われます
なぜ横浜?
・過去のサンプルデータの値が適当な数値だった
・管理人の出生地であり、この都市がある神奈川県の気象を肌感覚で知っている為
とある砂漠地帯を想定(79.7)
ところ変わって、仮にここはとある砂漠地帯
・現在の気温は36度(横浜より+6度)
・湿度は仮に20パーセントとしてみましょう
不快指数はというと・・・

あれ? 横浜よりサバクのほうが不快指数低いの?
( 横浜 = 82 砂漠 = 79.7 )
こっちの方が気温が36度と高いけれど凌ぎやすそう??
もっと熱い砂漠にしてみる(82.5)
さぁ、おなじ砂漠地帯で、気温をもっと高く設定してみます
・気温を40度として
・湿度は15パーセント※としてみると

横浜と砂漠とで比較する!!
横浜の30度のジメジメ(湿度75%)の
不快指数は82
砂漠地帯の気温40度のカラカラ(湿度15%)の
不快指数は82.5という結果になりました。
※実際の砂漠はもっと過酷かもしれませんが、例ということでご容赦下さい
まとめ
冒頭でも述べましたが、熱中症の緊急搬送のニュースが多く流れることを憂いこの記事を書きました。
ちょっと極端な数字の例を出してまいましたが、湿度をナメてかかると、恐ろしいといいたかったのです。
高温+湿度が高いと汗が蒸発しにくいので、熱が体から逃げすにこもってしまって、結果、熱中症になりやすく、実際の気温以上に体には負担がかかってしまうのです。
どうぞ、高温+高湿度の日本の夏を甘く見ないで、無理をせず、気象情報にはじゅうぶん留意して、また体調を整えつつ夏をのりきりたいものですね。
ちょっとひとこと
・最高気温も大事だけど、気温だけでない暑さのファクター
・今回取り上げたのは湿度を加味した不快指数
・それ以外にも日当たりや風とおしなどでも暑さをおしはかるべきですね
・体調なども含めた、バテ指数みたいなのがあると熱中症予防にはいいかもしれません(体調不良時には加算する)
>>>夏バテを防ぐ食べ物(パイナップル)

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不快指数
~55 寒い
55~60 肌寒い
60~65 何も感じない
65~70 快い
70~75 暑くない
75~80 やや暑い
80~85 暑くて汗が出る
85~ 暑くてたまらない