前回までのあらすじ
はじめてハワイシリーズ LifeSTYLE Factories
激揺れの・・
コーヒーはこぼれる、叫び声はあがる
という散々なファーストフライトで、ようやくオアフ島のホノルル国際空港に到着。
会社をやめて日本を脱出したはいいものの、先が思いやられます・・・
前回話 ファーストフライト<<<
はじめてハワイその2 ワイキキ着
入国手続きは無機質なコンクリの建物の中で
「ハワイっぽい音楽が流れるなか、花飾りの女の人がお出迎え」
というのをかすかに期待してたけど、ぜんぜんそんなことはなく・・なにか無機質なコンクリの大きな建物の中で入国手続きをして、それが終わると大きなバスに乗せられてターミナルに向かうという、とても事務的なものだった。
でも、空港のロビーでしばしたたずんでると落ち着いてきて、ようやくすこーしだけハワイっぽさが感じられてきた。
会社を辞め、日本から解き放たれ、これから2週間をこのオアフ島で過ごします。
予定はぜんぜん…立ててない
日本の旅行会社で手配してもらったのは、
「往復の航空券 ホテルの予約とそこまでの送迎」
だけという、ハワイはじめて海外もはじめて英語も話せないにしてはかなりのチャレンジャーっぷりで、どこどこのツアー行くなんて予定はぜんぜん立ててません。
荒れたフライトから開放された安堵感、高揚感と虚脱感も・・まぁ「疲れたけど、興奮もしていた」感じでボーっとしていたけれど、あんまりたたずみすぎてもしょうがないので、とりあえず日本から持ってきたサーフボードをピックアップし、迎えのバスを探します。(このバスがホテルまで送迎してくれます)
サーフボード??
そうなんです、ここハワイに来たメインの目的はサーフィンをするためです。
でも、サーフィンの話ばかりでなく、
・英会話のこと
・買い物
・出会い
などなどの話も順次でてきますのでどうぞお付き合いくださいませ。
・別便でのNW機
今では現地調達派
今ではサーフボードは現地調達派だけど、当時は良くわからないので日本から持っていきました。(慣れ親しんだ自分のボードって事もありますので)
乗客はぼくだけの・・ほぼ貸しきりのバス(路線バスくらいの大きさ)は空港を出て、ハイウェイを経てワイキキへと向かっていきます。
いかにもハワイアンっぽいふとっちょ体型で焼けた肌の色をしている運転手さんは言葉も少なく、ぼくも英語に自信がないのでホテル迄行ってくれるの?の確認事項と、二言三言の軽いあいさつを交わしただけにとどまり、車窓からの眺めに集中。
ハワイ初めてのぼくには光あふれるあざやかな風景で、見るもの全てが新鮮に感じられ、なにか感覚にダイレクトに入ってきます。
この島にいちばん似合うクルマは
風景への興奮が落ち着いてくると、自然と好きなクルマへと眼が行きます。
日本と比べると、けっこうボロい車が平気で走っている(車検がないから??)ようで、日本車はやっぱり多くて、日本にはないモデルもけっこうあるようです。
(4ドアセダンの日本モデル⇒2ドアクーペUSモデルへのパターンが多かった)
ポルシェ、古いメルセデスやBMWなどのドイツ勢も結構走っていて…そして、居ました居ました「ビートル」が、やっぱりこの島にはよく似合うなぁ。
あんがいイタリア車は少なかった。
(やっぱりサビが・・心配??)
一応、アメリカだけにピックアップトラックはやっぱり多く走ってると思ったけれどこのときの印象は薄く、この島に一番似合うなぁと思ったのは、
ボロめのアメ車のフルサイズのセダン
で、長年の潮風に吹かれた年季というか、威厳に近いものを感じました。
クルマの話はキリがないのでこれくらいで・・・
スピードを落としたバス
そうこうしているうちに、迎えのバスはスピードを落として、いつのまにかハイウェイを降りたようで、ゆったりとしたリズムで目的地のワイキキのホテルへと向っていきます。
ホテルに到着し、そそくさとチェックインして、すぐ街へと出る事にしました。
そろそろお腹も空いてきた頃なので。
そうしてこの後、自分の
「英語力」
の皆無さにガクゼンとなる事が待っているのでした・・・
>>>■その3に続く
次回予告
はじめてハワイシリーズ LifeSTYLE Factories
スマイル
ってそれどこの国の言葉ですか??
ひとりの気ままな海外旅行に出たはいいけれど…英語はぜんぜんダメダメだった!!
こんなに通じないもの?
「バーガーキ〇グ」の店員のおネーちゃん、英語のわからないぼくを、カウンターごしに睨みつけてきて、なんかすごい怖い
>>>次回話
■その3 ファーストフード店でポテイトゥと英語っぽく言ってもぜんぜん通じん
■前回話 ファーストフライト <<<
>>>次回話
■その3 ファーストフード店でポテイトゥと英語っぽく言ってもぜんぜん通じん