【クラッチワイヤー切れ2】17年17万キロストーリーその9

クルマ 乗り物
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前回話

17年17万キロストーリー LifeSTYLE Factories

トラブルは音もなく忍びより、ある時突然小さな音とともにハジけたりする。

突然の「クラッチワイヤー切れ」により、3速に入ったまま止まれないぼくのクルマ。

もう陽も暮れて暗く、旅先なので直してもらうあても探せない。

かくなる上は 「 ○○○シフト 」を敢行してみる。

前回のお話

【クラッチワイヤー切れ】17年17万キロストーリーその8
女性を乗せてるとトラブルに合うという、何かの法則めいたもの 遊園地からの帰り道、ミッションを3速から4速にシフト・・「ブッっ」という感触の後クラッチは手ごたえが無くペダルはフニャフニャ・・・旅先の見知らぬ土地で、修理工場も近くに無く、愕然

走りながら考える

現在、那須ハイランドパークを出発し那須ICをめざし中

人には「走りながら考える」タイプの人が居ると世間一般に言われますが、クラッチワイヤーが切れちゃったので3速に入ったまま走り続けているぼくのクルマは停まる事が許されない。

3速で停まらないようにだましだまし「走りながら考えた」結果は、

ノークラッチシフト

ノークラッチシフト

この呼び方が正しいか何とも言えませんが、バイクのギア付きに乗りなれていたぼくには考える程の事でもなく、ごく自然にやっていた事。

だけど、ミッションも痛むだろうし、エンジンの回転数が合ってないと嫌な音がしたりするので、出来るけどバイクでもあまりやらない方がいいと思っていた。

また、クルマはバイクとミッションの構造が違い、ギア比も各々が離れているので、よっぽど回転が合わないとギアが入ってくれません。

(このクルマはマニュアルトランスミッションの5速です)

・ノークラッチ
スーパーカブなど、ギア付きだけどノークラッチという車種もあります
(スーパーカブは自動遠心クラッチです)
クルマでは今ほどATの比率が高くないその昔、
ノークラッチ=AT車全般との一般認識もありました
いまどきは踏むクラッチ(3ペダル)は希少車のようですね

クラッチが使えないので

さて、考えるまでもなくクラッチが使えないので、ないものはないと割り切るしかなく、バイクでやっていたノークラッチシフトはこのクルマでも過去に出来ないか試していた事はあって、可能ではある。(テクニックは必要 2→1とかはムリ ギア比的に3→4 4→5とかが現実的)

なので、このまま走り続けることにします。 家まで。

いざとなったらJAFにすがるとしましょう。

あれっ、でも会員になってたかな・・JAFメイトは実家にいつも届いててよく見ていたけど。。

楽観的に考える

要は高速に乗って道中に渋滞さえしなければ、出口のインターから家まではそう遠くない。

要は止まらなければいいのだ。 楽観的に考えよう。

そんな「ノークラッチシフト」3速から4速はギアレシオが近いのですんなり入った。

そして東北道にあがり、スピードを乗せてから、すこしレシオの離れた5速にたたきこむ。

「よしよし」

待ち受ける難関

だけど、この先はイバラの道。

渋滞、料金所(当時まだETCではありません)、一般道の信号、そして上り坂と、さまざまな難関が、行く手をはばむ可能性はあるのだろうけど、そんな事は今はとりあえず忘れてしまおうと、とにかく少しでも家に近付けばいいと思い、

東北道を巡航し続けた。

 

>>>次回話その10に続きます クラッチワイヤー切れ3

 

17年17万キロストーリー LifeSTYLE Factories

次回予告

旅先で突然の「クラッチワイヤー切れ」により、3速に入ったまま止まれないぼくのクルマ。

ノークラッチシフトでどうにかこうにか、5速にたたきこみ東北道を巡航するまでに至った。

今、ギアは5速に入りっぱなし。 要は止まらなければいいのだ。。

次回話

【クラッチワイヤー切れ3】17年17万キロストーリーその10
クラッチワイヤー切れにより3速に入ったまま止まれないぼくのクルマ。でもノークラッチシフトで何とか5速にたたきこみ東北道を巡航するまでに至る。今、ギアは5速に入りっぱなしだけど、渋滞は困るなぁ・・あと料金所どうしようか(ETCありません)

補足

「ノークラッチシフト」の補足

バイクではよくやっていた「ノークラッチシフト」

Z50Jのゴリラはマニュアルトランスミッションの4速で、たまに遊びでやっていたけどあんまり気持ちのいいものではなく、シフトアップ時はまだいいけど、シフトダウン時はちょっと・・50ccの小排気量ゆえのギアレシオの難しさがあります

GPzに乗り換えてからはギアレシオに余裕がありトルクも増えたのでコレが楽に出来るようになりました

なお、バイクのギア付きでクラッチ付きはほぼ常時噛合式のノンシンクロトランスミッションでドグミッションと呼ばれるもので、クルマのそれとは大幅に構造が異なります

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