
9月1日の防災の日を前に、地震に関するマグニチュードという単位をさらりとおバカに、すこしだけマジメに分かりやすく取り上げます!
【マグニチュード1は食パン一斤と同じ!?】
ユニークにわかりやすく、マグニチュードを語ります
マグニチュードってなにもの?
地震の報道でおなじみの震度とともにその規模を表す、
・マグニチュード
これは地震のエネルギーの大きさを表した単位で、
一般にマグニチュード7以上が大地震
と言われますが、震源が遠かったり深かったりするとそうならないこともあるようで※1、実際の揺れと被害との関連は色々な地震を注意深く見ていかないと、このマグニチュードという単位を推し測るのは一般には中々難しいのではないでしょうか。
マグニチュード1は食パン一斤!
マグニチュードが、
1増えるとエネルギーは約32倍 2増えると1000倍
とか、資料などによく書いてあるけれどいまいち分かりづらく、なにか生活上の実感をともなわなくて、こんなことが、
「数字や単位なんてメンドくさ」
「気象?? そんなもの天気だけわかりゃいいよ」
的な科学的無関心を増長させ、もしそれが災害を大きくしているのだとしたら、ここはあえて言い切ってしまいましょう
「マグニチュード1は食パン一斤」
であると・・・
? ? ? ? ?
との声も聞こえてきそうですが・・その根拠は、
マグニチュード1の地震のエネルギーは 2,000,000 J(ジュール)で、
J(ジュール)というこれまた分かりづらい単位(※2)なのですが・・
そんな J(ジュール)はなんでも皆さまになじみのある
カロリーという単位に直せるということなので・・・
■ ジュール ≒ カロリー
マグニチュード1の2,000,000 J (ジュール) はおよそ480 kcalぐらいで、じゃあ、480 kcalってどれぐらいのカロリーかというと、食パンなら、400g相当ということ。
マグニチュードを身近なものに例える
・マグニチュード1のもつエネルギーが、食パン一斤のカロリーとおなじくらい
と極端な表現を用いましたが・・・
・マグニチュード3の地震のエネルギーは一般的なエアコンの年間の消費電力量
・マグニチュード4の地震のエネルギーは日本の人口3人あたりの年間消費電力量
と、ごく一般的におおよその目安をあとに書いてみると、少しだけマグニチュードという単位が身近に思える気もして来ます。

やっとハナシがまともになってきまちたか。。
さらに上のクラスになりますと、
ますます加速度的にそのエネルギーが膨大になっていくようで恐ろしくもあります。
さいごに
人間はあんがいエネルギーを使ってる様だけれど、地球のもっているエネルギーとは桁がいくつかも違うようで、そのパワーのすごさには所詮かなわないと改めて感じました。
今回はマグニチュードという単位に親しんでもらう為に、そのエネルギーを身近な単位のカロリーに置き換え、食べ物である食パンのカロリーと比較しました。
なお、ここで示した単位や数字はおおよその目安で、マグニチュードという単位に興味をもってもらうことをテーマにしてますので、正確さはご容赦くださいませ。
おしまい
注釈
※1
例 小笠原諸島西方沖地震(2015年)
マグニチュード 8.1 震源の深さ 681km
最大震度 震度5強 東京都小笠原村と神奈川県二宮町 死者 0人
※2
マグニチュード 1の地震のエネルギー = 2,000,000 J (ジュール)
2,000,000 J ≒ 480 kcal
480 kcal ≒ 食パンのもっているカロリー (大きめの400gくらいのやつ)
ジュール:J)は、エネルギー、仕事、熱量、電力量の単位
1ジュールってどれくらい?
1J(ジュール)は地球表面で地表から1メートルの高さにある小さなリンゴ (102 g) が持つ位置エネルギーなどとwikiにはありますが、エアガンの法定威力の上限が1.64Jであり、実銃(ハンドガン)ですと500Jくらいなのでその威力の違いが図れるかと思います。
#阪神淡路大震災 から25年
東海大地震の警戒区域上に住む私には人事でないニュース
数年後に会社の同僚となった人に神戸での中学生時の被災体験を聞くと実感を伴いました
その後の数々の大地震が日本を襲いましたが、
日本のどこにでも起こりうる災害として共通の認識を持っていたいと思うのです— やっしー@ライフスタイル・ファクトリーズ™ (@yasssy_com) January 17, 2020
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