投稿日2012-11-27(So-netブログ)
CKF? KFCじゃないの??
お題の、
セルシウス・ケルビン・ファーレンハイト
なにやら魔法の呪文のように見えるけれどもそうではなく、
それぞれ頭文字を並べると「CKF」ということです。
すこしだけ入れ替えると、
「KFC」
となり、なにやらチキンが食べたくなってしまうかも…
セルシウス ℃
さて、最初の「セルシウス」は私たちが日常よく使っている温度の単位で
摂氏 ⇒ ℃
例として、
「今日の最高気温は10度までしか上がらないでしょう」 とか、
「私の平熱は36.5度です」 などですね。
日本では通常、温度で何度といえば、「摂氏」「セルシウス」を指すようです。
ケルビン K
「ケルビン」は絶対温度で、単位は K
絶対温度 ⇒ K
太陽の表面温度は約6000Kとか、液体窒素は77K (−196℃)で沸騰とか、あんまり日常では使わない、なじみの薄いものかもしれませんね。
・ハロゲンランプは(単位ケルビン「K」)による表示がされています
例)2400K
ファーレンハイト=華氏 ℉
さいごの「ファーレンハイト」
これもあまり使われず、日本だとなじみが薄いけど、単位は ℉
華氏 ⇒ ℉
米軍の放送であるAFNで天気予報を聞くとこの単位を使っているようです。
100℉が大体、体温くらいで、 0℉がおよそ-18℃なので、
100℉で超あつい 、 0℉で超さむい
と、ここでは簡単にしておきます。(簡単な目安はこちら↓)
実際に使っているその国で暮らすとか旅をするとかしないと感覚としては身に付かないのではと思います。
(ファーレンハイト=華氏 ℉)
まとめ
最初に記事を書いたのが11月27日だったので「セルシウスさん」の誕生日(1701年11月27日生)を考慮して、文字の並びには前列ポジションのお誕生席となっています(CFK)
そして日本では、「F」でも「K」でもなく、
やっぱり「C、セルシウス」が単位としてなじみのようです。
摂氏 ⇒ ℃
セルシウス、ケルビン、ファーレンハイトはすべて人の名前であり、それぞれの功績やゆかりで名前が付けられたものです。
もしもあなたが新しい発見をして、世の役に立つ功績を残せば、あなたの名前が単位として後世に残るかもしれませんね。
おしまい
おのおの方々の簡単な履歴
セルシウス = アンデルス・セルシウス
Anders Celsius
1701年11月27日生まれ 1744年4月25日没
スウェーデンの天文学者で測地学者
ケルビン = ウィリアム・トムソン
William Thomson(Lord Kelvin)
イギリスの物理学者
ケルビン卿の由来はウィリアム・トムソンが研究生活を送ったグラスゴーにあるケルビン川にちなんだもので爵位のケルヴィン卿の名で世に知られている
ファーレンハイト = ダニエル・ガブリエル・ファーレンハイト
Daniel Gabriel Fahrenheit
1686年5月24日生まれ 1736年9月16日没
オランダで活動したドイツ人物理学者で技術者
それぞれの簡単な目安
それぞれの単位の目安として、ふだん暮らしているであろう常温(15~25℃)の真ん中あたりの20℃だと他の単位はこんな感じになります
セルシウス ケルビン ファーレンハイト
20℃ 293K 68℉
0℃だと…
セルシウス ケルビン ファーレンハイト
0℃ 273.15K 32℉
日本の真夏で猛暑日超えの38℃位で、ちょうど華氏100℉となります
37.77778℃=100℉
より詳しく知りたい方は次項の単位変換ツールのリンク先をご覧ください
↓ ↓ ↓
単位変換ツールへのリンク
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