前回までのストーリー
17年17万キロストーリー LifeSTYLE Factories
どちらかというとクルマよりバイク派のぼくだったけれど、海へ行く必要に迫られてスズキのマイティボーイという軽のピックアップトラックを購入。
中古で距離は17000キロ、後期の角目でグレードはPS-Lで5速のマニュアル。
年数を経て、距離が伸びて来るとトラブルはどうしても出てきます。
タイベル切れでエンジンを交換、クラッチワイヤー交換と経年劣化と思われるトラブルを前々回、前々々回に書きましたが、今回は自分がイケナイやらかしてしまったケースとなります。
前回のお話

バッテリーが上がる
「バッテリー上がり」
突然、あなたのクルマを襲うこのトラブル。
なにせ、セルを廻してエンジンがかからないことには、クルマというのはどうにもなりません。
今は保険会社のロードサービスも充実してるようで、対応してくれるところも多いようですが、救援が駆けつけるまでは、待ちぼうけと言うのは昔と変わらないと思います。
トラブルは遊園地がお好き
また・・遊園地ですか・・そしてやっぱりやらかした
さて、その「バッテリー上がり」ですが、
原因としては、長期使用での性能低下や、電装品の負荷のかけすぎ、あと低温にも弱いのは電池の常ですね。
たとえ新品でベストな状態で使っていても、ライトの点けっぱなし(エンジンOFFで)とかをやらかすと一発でアウトです。
これを富士急ハイランドでやらかした、アホなやつがいます。
ヘッドライトの消し忘れ
ぼくの「マー坊」は旧車の部類で、ライト消忘れのブザーなどという便利だけど無粋なものはなく、ドライバーの自己判断にまかされます。
なんでライトつけっぱなしだった??
下道(高速ではない)でこの富士急ハイランドにアプローチしたので、山道の多いこのあたりのどこかのトンネルでライトを灯もし、そのまま消し忘れたものかと…
ただ、速度警告音が85キロくらいで「チン、チン」と鳴り、これも今となっては味があるけれど、余計っちゃ余計なものはついていました。
すっからかんのバッテリー
そんな訳で、
一日彼女と遊園地で楽しくすごし、さあクルマで帰ろうとそんなときに、キーを廻すと、
「カッ」
これだけの音。
これはほとんどすっからかん。
「キュウ」とか「クゥウゥ」レベルより相当低い。
ここであわててはいけない。
あくまでも冷静をたもち、ごそごそと座席の下のスペースから取り出したるは
ブースターケーブル
>>> 次回その2につづきます
次回予告
17年17万キロストーリー LifeSTYLE Factories
さて、取り出しましたるブースターケーブルだけれど、電気をおすそ分けしてくれる人(救援車)がいない事には話にならない。
黄昏の遊園地の駐車場にクルマは数あれど人影は少ない。
ここは嗅覚を研ぎ澄まして・・・
次回話

ブースターケーブルをつなぐ順番
赤(プラス+)が先
黒(マイナス-)は後
1.自分のクルマのバッテリーの+プラス端子に赤いクリップ
2.救援車のバッテリーの+プラス端子に赤いクリップ
3.救援車のバッテリーの-マイナス端子に黒いクリップ
4.自分のクルマのエンジン金属部分(ボディアース)に黒いクリップ
※順番を間違えないように気を付けましょう
