あの波はどこから

コラムと読みもの

投稿日2013-01-13(So-netブログ)

サーフィンをはじめてそろそろ2ヶ月。

その年の5月の湘南は比較的波があり、6月も梅雨時期にしては悪くなかった。

レベル的には波がどうこうよりも、とにかくサーフィンが出来さえすればよかったので、波の質うんぬんよりも、波がある事の方が肝心だった。

しかし、その日は突然やってきた。

梅雨明けで夏到来。 気分はいいけど、波はどフラットで湖のよう。。

毎日海に行っていれば、こんな日もあるのだろうけど、当時は週一サーファーのぼくには、信じがたい光景だった。

※最低でも膝から脛サイズの波がないと サーフィンは無理


 

そして波を求める強い気持ちはおさえられず、いつか波乗り雑誌で見た、外海にはたいてい波があるという記事が、ふと記憶にたちのぼり、車とサーフボードとぼくを遠くへと駆り立てた。

近い外海というと、房総か伊豆が頭に浮かび、すこしの迷いの後、縁のあった房総を目指す事とした。

あてがある訳じゃない。

とにかく東を目指して何時間も走り、どこをどう通ったのか、車はようやく南房総にたどりついた。


 

そして苦労はむくわれた。

梅雨明けの太平洋はどこまでも広く、夏そのもので、水は透明で底がよく見えるキレイさ。

風はほぼ無風。

初心者のぼくにちょうどよいサイズのやさしい波が押し寄せ、何度も何度も飽きることなく、その透明な壁をすべって楽しんだ。

当時、サーフィンを始めたばかりで、湘南しか知らなかったぼくには、この波がどこから来るのか知る由もなかった。

 

おしまい

 

 

※房総半島と伊豆半島に挟まれた相模湾は内海と言え、波は比較的穏やか
この時のポイントは房総半島の先の方の和田浦の辺です

 

 

 

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