※アイキャッチ画像はイメージです (タイプライターって…何!?)
実物のイメージは目次から「実物のイメージ」へ飛んで下さい
世界初のワープロ お値段いくら? 重さは??
9月26日(1978年)は世界初の日本語ワードプロセッサ、
東芝「JW-10」
が発表された日です。
実際の発売は翌年の1979年2月で、なんとそのお値段は630万円!!
そして重さが220kgもある・・大型バイク並みですね。
いまは役目をほぼ終えたワープロ(死語)
ワープロという言葉じたいほぼ死語ですが、多くの電気製品と似たような運命でその後の低価格化と軽量化により、当初のビジネス用はもとより、広く家庭にまで行き渡る事となりました。
今回の記事は東芝ですが、東芝の家庭用ワープロといえば、Rupo(ルポ)があり、90年代の一時期よく使用(私用)していた覚えがあります。
ごくフツーに折り畳んで持ち運び可能だったので重さは10キロ以下と思います。
日本語入力のルーツ、さらなる軽量化
自由な日本語入力と編集の必要性から、はじめにワードプロセッサー(ワープロ)の専用機が業務用として開発され、やがてマイコンやPC上でもソフトウェアで動くようになり、家庭用ワープロなども普及していった流れだと思います。
そして時代は進み、デバイス自体が小型軽量化し、より小さな携帯電話やスマートフォンでも当然のように日本語(漢字)入力があたりまえとなり、重さはもはや「キロ」ではなく「グラム」単位となりました。
・ソニー Xperia 300g(グラム)ほど
現在はワープロ専用機はほぼ廃れましたが、PC上での文章作成はMS-WORDなどのアプリケーションがまだ使用されており、この辺はただ単に軽量化や持ち運びでなく、コンベンションなキーボード入力での効率の良さや生産性からだと思います。
時が前後しますが、自分の場合は高校生の時に家具屋でのバイトでPC98の日本語(漢字)入力に初めて触れることになり(1980年代です)、
その後は、 一太郎 ⇒ MS-WORD ⇒ ソーメニー(なんでも) の流れで来ています。
・FM-7でキーボードには慣れており、PC98での日本語入力はさして難しくなかった
さいごに
今や、携帯/スマホやPCは日本語変換がなくては成り立たちませんが、
「日本語ワープロ」
がそのルーツとなっている事は間違いないと思われます。
お彼岸も過ぎてしまいましたが、時には世界初の日本語ワープロで日本語変換のご先祖さまである「JW-10」に思いを馳せるのもいいのではないでしょうか?
おしまい
実物のイメージ
・プロジェクトX 挑戦者たち 運命の最終テスト~ワープロ・日本語に挑んだ若者たち
JW-10をうかがい知るリンク先をいくつか見つけましたので貼っておきます
関連記事
あとがき(カナ派、ローマ字派)
まだワープロが一般的でない頃に家具屋でのバイトでPC98を使い日本語(漢字)入力で顧客名簿を作成していました。
日本語入力の環境はPCがベースで、それにアプリケーションを入れて動かす時代だったと思います。
当時はローマ字入力でなく、かな入力でやっていて、それが普通だと思っていたのでいまだにキーボードではかな入力です。
かな入力に慣れると、打たなければならないキーがかな入力の方が少ないので速いです。
PCはいいのですが、パッド系やスマホはその小ささからローマ字入力がほとんど(全て?)で、これにはちょっと…まごつきます。。
(だいぶ慣れましたが)
PC98のライバル?でもあったFM-7
当サイトのおすすめ記事
お時間のある方、よろしければ当サイトの記事でお楽しみください
いちばん人気のTipsカテゴリー
逸品シリーズ
DIYとホーム
サイト/ブログ運営
【会社やめてハワイに来てみた】